スクールについて
語学留学生から良く相談を受けるハワイの学校についての質問をまとめています。
About Hawaii Homestay
「アメリカでホームステイ」と聞くとまず大きな庭付きの一軒家に金髪の白人夫婦と小さな子供達、そして週末にはホストファミリーと一緒にドライブやフィッシングを楽しむ。そんなことをイメージさせる留学会社のパンフレットやホームページが多くあります。果たして現実は?
共働きの家庭にホームステイした場合、ホストマザーが生徒よりも遅い時間に帰宅することもあります。
ハワイはアメリカの他州に比べ、税金が高いことで有名です。ハワイに住む人たちはこの高い税金を「ハワイのようなパラダイスに住んでいるのだから仕方ない」という気持ちをこめて 「パラダイス税」と呼んだりもしますが、生活上の大きな負担となっていることは確かです。
もう一つ、ハワイの人たちの家計に重くのしかかるのが物価の高さです。 太平洋の真ん中に位置するため、島の外から仕入れるものの価格にはすべて輸送費が加算されます。 ワイキキ周辺では、家賃も日本の都心とあまり変わりません。
そういった事情もあり、ハワイは共働き家庭が当たり前です。 2つ以上仕事をかけもちしている人も珍しくありません。 共働きの家庭にホームステイした場合は、ホストマザーが生徒よりも遅い時間に帰宅することもあります。 忙しい毎日の中でもなんとか時間を割き、留学生との交流を楽しむファミリーもいますが、 その一方で、経済的な理由からホストファミリーを引き受け、留学生と過ごす時間をあまり 持たないファミリーがいるのも事実です。
ホストファミリーの多くは、複数の学校と契約しています。
部屋を多く持つホストファミリーの場合、同時期に3人の生徒が滞在しているケースもありますが、通常生徒にはそれぞれ個室が約束されています。
複数の学校と契約している場合、同じホストファミリーに滞在する学生がそれぞれ違う学校に通うことも珍しくありません。
ホストファミリーは白人のアメリカ人家族とは限りません。
移民の多いハワイでは日系、韓国系、ポリネシア系、フィリピン系など様々な人種が混在します。英語学校が手配するホームステイの場合、ホストファミリーが家庭内で話す言語が英語であることが条件となります。人種などのリクエストはできないことがほとんどです。
公共交通手段である市バスで通学
オアフ島にホームステイをした場合、唯一の公共交通手段である市バスで通学することになるでしょう。オアフ島の私立英語学校はワイキキ地区・アラモアナ地区・ダウンタウン地区に集中しています。しかしホストファミリーの多くはそこまでバスで30分から1時間の場所、乗り継ぎなどによっては1時間以上かかる地域に住んでいます。
多くのホストファミリーはタバコを嫌います。
そのため喫煙する生徒の受け入れにはどの学校も苦労しています。生徒が家の中でタバコを吸わなければ良いというファミリーもありますが、数は非常に限られます。
多くのファミリーが犬、猫などのペットを飼っています。
ペットアレルギーのある方やペットが苦手な方は予めその旨を伝え、なるべくペットのいないファミリーを探してもらいましょう。
ハワイのお風呂は、西洋式の浅いバスタブ付きが一般的。
シャワーはハンド式のところもあれば、天井や壁に固定されたタイプのところもあります。
水が豊富なハワイでは、水道代は通常家賃に含まれています。ホストファミリーが生徒の入浴時間を制限することはないかも知れませんが、だからと言って 家族と一緒に使うお風呂を長時間独り占めするのはダメ。
日本人はお風呂でゆっくりくつろぐ文化がありますが、欧米ではお風呂は「体をきれいに する場」と考えられています。入浴の長さは常識の範囲にとどめましょう。